さあ!大自然の中で冒険しよう!登山開始!
室堂
中部山岳国立公園
立山
室堂平(むろどうだいら) 2450m
室堂平から見える立山連峰の景色です。立山は日本百名山の一つです。
日本において多くの場合は、山の名前と、その山頂の名前は同じです。しかし、立山の場合は、立山という独立した山頂はありません。立山とは以下の3つの山頂を含む総称です。登山道は、それらの山を縦走できるようになっています。
- 雄山(おやま) 3003m
頂上に雄山神社があります。 - 大汝山(おおなんじやま)3015m
- 富士ノ折立(ふじのおりたて) 2999m
ここに湧き出ている天然水を汲んで行きませんか?
立山玉殿の湧水(飲用可能)
左へ行く道と、直進する道がありますが、どちらを通ってもへミクリガ池 • 地獄谷へ行くことができます。ここにある地図を見て、興味のある方を歩いてみましょう。
立山連峰の景色
ミクリガ池
ミクリガ池(曇り空のとき)
ミクリガ池(晴れているとき)
ミクリガ池は旅行者にとても人気のある火口湖(池)です。7月から10月にかけて、晴天の日には、水中まで美しい紺碧に染まったように見えます。
池に沿った歩道を進みます。
歩道は、みくりが池温泉の前を通っています。
地獄谷(じごくだに)
火山ガス情報ステーションに立ち寄って、注意や通行止めの有無を確認しましょう。
地獄谷
噴気活動中の区域
国指定
天然記念物
立山の山崎圏谷(けんこく・カール)
氷河によって削られた所です。
くねくねとしていて、アップダウンのある丘をしばらく続きます。
歩道が長く続く様子は、小さな万里の長城のように見えました。行ったことはありませんが、そう思うのは私だけ?
山小屋名
雷鳥荘(らいちょうそう)
ウェブサイト
雷鳥沢ヒュッテ
さらに進むと雷鳥沢キャンプ場、雷鳥沢ヒュッテ、ロッジ立山連峰が見えてきます。
山小屋名
雷鳥沢ヒュッテ
らいちょうざわヒュッテ
※ 必ず予約が必要です。
ウェブサイト
山小屋名
ロッジ立山連峰
ロッジたてやまれんぽう
以前あったウェブサイトが無くなっており、営業状況は未確認です。http://www.raichozawa.net/lodge.html
ロッジ立山連峰
雷鳥沢キャンプ場
雷鳥沢キャンプ場
らいちょうざわキャンプじょう
1人1泊 500円
雷鳥沢キャンプ場についてのウェブサイト
キャンプ場のそばを通り抜けて、川を渡ります。
橋の上からの眺め
アオノツガザクラ(青の栂桜)
イワカガミ(岩鏡)
滑りやすい雪道があります。
雷鳥の写真
運よく、登山道で砂浴びをしている雷鳥のカップルに出会いました。
登山道上にいましたので、通過するために、仕方なく雷鳥に近付くことになりました。
やたら、お腹を地面にモゾモゾしています。
このカップルは登山道で砂浴びをしているところでした。私たちに気が付いてなさそうでした。
ジタバタ背中をこすり付けているところ。かわいい。
なかなか逃げる様子はありません。
しばらく砂浴びをした後、少しずつ歩いて離れて行きました。
彼は、こちらい向いて「何かよう?」と言っている様子でした。
オス
メス
かい~のhttps://t.co/Hyb5tMcv5Q
— Sightseeing Guide in Japan by Hiroshi Satake (@JapanCourse) April 26, 2022
It's itchy around there.https://t.co/w5XL6m1YpV#剱岳 #雷鳥 #ライチョウ #北アルプス #Trekking #剣岳 #登山 #Hiking #RockPtarmigan pic.twitter.com/QpdL66Z3fK
剱御前小舎
この写真の手前の方に、先程の雷鳥がいました。
ここで休憩しましょう!
山小屋名
剱御前小舎
つるぎごぜんごや
ウェブサイト
Map of The Geospatial Information Authority of Japan 国土地理院の地図
以前は、宿泊客以外の通りすがりでも、山荘の売店で食べ物や飲み物を購入できていましたが、今はコロナ対策のため販売を止めているようです。最新の状況は公式ウェブをご確認ください。
剱御前小舎の前にトイレがあります。
記載内容は以下の通り
チップシステムです。
剱御前小舎から剣山荘へ向けて2つのルートがあります。ここからは下りが続きます。
左は、もし雪がなければ、60分で直接行くことができます。
右は、剱沢キャンプ場(剱沢小屋)を経由します。
私が2017年7月に訪れたときは、右側の剱沢キャンプ場を経由する道を選びました。
剱御前小舎を通り過ぎると、剱岳の壮大な景色が現れます。
ついに剣岳の全貌が現れて、わくわくしてきました。明日はあの頂上へ行くのです。
上の写真は、振り返って、剱御前小舎の方向を見たところです。
このような谷を歩いて下ります。
剱沢キャンプ場
すぐ近くに大量の残雪があるのに、こんなお花畑が広がっていました。
剱沢キャンプ場
つるぎざわキャンプじょう
標高 2400m
1人 500円
ウェブサイト
剱沢野営管理所の隣に剱沢警備派出所があります。
登山道は、この建物の向こう側へ続いています。
剱沢小屋から剣山荘へ向かって下ります。
劔沢キャンプ場から剣山荘方面の眺め
劔沢キャンプ場周辺に、綺麗な花がたくさん咲いていました。
剣山荘
宿名
剣山荘
けんざんそう
ウェブサイト
夏季営業
例年は6月下旬~10月上旬ですが、次回は7月1日営業開始予定
キャンプ場
剣山荘の周辺にキャンプ場はありません。
剱沢キャンプ場の利用を検討してください。
地図
予約について
宿泊するには電話やemailで、必ず予約が必要です。 剣山荘では、館内や相部屋で快適に過ごせる環境を確保するために、宿泊者の人数を制限しています。
連絡先や料金の詳細は公式ウェブを確認してください。
日本の山荘の中には、ピークシーズンや金曜から日曜の間などに、宿泊客を詰め込み過ぎる所がありました。富士山ある山荘では、1枚の小さな敷布団の上で、お互いの体が当たりながら寝なければならないことが実際にありました。
(なお、現在ではコロナ対策として、宿泊を停止したり、少人数に制限したりする山荘もあります。)
入り口に、売店と受付があります。
チェックイン
山荘に到着したら最初に、入り口の受付でチェックインと支払いを済ませます。(チェックアウト時は受付に行かずに退出できます。)
次に、受付の前で靴を脱いで、館内にいるときはスリッパを履くようにします。靴は受付のそばにある乾燥室の靴箱に入れましょう。カッパなどを乾かしたいときに、自由にこの乾燥室を利用できます。
メニュー
2017年時点のメニューと価格です。現在は変更されていると思います。
- 生ビール 900円
- 缶ビール (500ml 800円, 350ml 600円)
- コーヒー 500円
- 紅茶 500円
- カレーライス 1000円
- 牛丼 1000円
- 中華丼 1000円
- カップヌードル 500円
- カップうどん 500円
- おでん盛 800円
- ソフトドリンク 400円~
- 日本酒 600円~
- 缶酎ハイ 500円
- 牛乳 300円
- ボトルウイスキー 1500円
オリジナルのバンダナ、ソックス、速乾性のTシャツなどを販売しています。
テラスにあるテーブルで、山の景色を見ながらまったりと飲食できます。お勧め♪
剣山荘(標高 2470m)からの眺め
天気予報が掲示されていますので、要チェック!
山岳情報にも目を通しておきましょう。特に「危険か所」の有無について。
なんとうれしいことに、剣山荘には温水シャワーがあります。バスタブや温泉の設備はありません。
洗面所の水は引用可能で、宿泊客はペットボトル等に、無料で水を汲んで登山に持って行くことができます。
綺麗な水洗トイレ
洋式
和式もありました
洗面所(これ以外にも広い洗面所があります。)
食堂
綺麗で快適です。
テレビや読書コーナーがあります。
夕食の一例
ハンバーグ、エビフライ、焼き魚、サラダ、数種類の惣菜や漬物など
ごはん、みそ汁やお茶のおかわり自由で、セルフサービス。
(内容は変更される場合があると思います。)
おいしい夕食でした♪
朝食の一例
スクランブルエッグ、ソーセージ、煮魚、サラダ、いくつかの惣菜、漬物や海苔など。
ごはん、みそ汁やお茶のおかわり自由で、セルフサービス。
朝食の方が夕食よりもシンプルでしたが、朝なので十分で良い食事でした。
※夕食も朝食も内容は変更される場合があると思います。
荷物は、廊下の棚に置くことができます。相部屋は寝るスペースぐらいしかありません。
剣山荘は剱岳の周辺の中でも最も山頂に近い所にあります。
宿泊してから頂上にアタックする際に、余分な荷物を山荘に置いて、軽装で登山することができます。宿泊客ならば、特に受付に頼まなくても、この廊下の棚に置いたまま出発することができます。
但し、荷物を部屋に置いたままにしてはいけません。朝、スタッフが掃除して次の客の準備をするためです。受付でチェックアウトせずに出て大丈夫です。
また、山頂から帰ってきたら、受付で断りなく入館して、廊下の荷物を持って帰って構いません。
セキュリティ上、盗難されないかと心配する人がいるかもしれません。このような山奥まで悪党は来ないでしょうが、自己責任で。
※現在は、ルール等が変更されているかもしれませんので、宿泊時にご確認ください。
相部屋はこのような感じです。敷布団、掛布団、枕など、十分な寝具がありますので、寝袋を持参しなくても快適かもしれません。
参考動画
※ 以下の動画は、このブログの著者・内容・季節とは異なります。
別の方の記録で、この動画の区間は
室堂 → 剱沢キャンプ場
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