「冒険者よ! 謎のダンジョンへ入るべからず!」
はじめに
このブログは千葉県の 鋸山日本寺ハイキングコース をたくさんの写真を用いて案内したものです。「前半・後半」2ページに分かれています。
周辺にハイキングコースは多数ありますが、このブログでは日帰りハイキングとして、「JR保田駅~鋸山日本寺~JR浜金谷駅」のお勧めコース1つのみを厳選して詳しく紹介しています。
田畑、森、海など次々に変わる景色があなたを飽きさせないと思います。特に、いくつかの巨大遺跡のような必見の見どころがワクワク気分を盛り上げてくれることでしょう。初めてでしたら、きっと期待以上のハイキングになると思います。

コースの最初は田畑の辺りをのんびりと平坦に進みます。中間の鋸山日本寺では日本庭園や森の中を登ります。自然の岩壁に彫られたものとしては日本最大の大仏や、見上げるような絶壁に彫られた巨大な観音を見ることができます。また、石切場の歴史がある鋸山では冒険心をそそられる地形などが待ち受けています。
下山して最後には海辺まで行くことができます。ゴール周辺には店が多数ありますので、お土産を買ったり、ゆっくりと食事をしてハイキングを終えることができるでしょう。
このコースは東京や神奈川からも電車、車やフェリーでアクセスしやすく、スタート・ゴール地点が駅になっています。ハイキング後に付近の温泉に入ってビールで乾杯するのも楽しいかもしれません。
コースの概要
鋸山日本寺の位置
コースの中心となる鋸山日本寺は房総半島南部、千葉県安房郡と富津市の境に位置しています。
コースの詳細
コース全体地図
鋸山日本寺ハイキングコース
JR保田駅 ~ 鋸山日本寺 ~ JR浜金谷駅
食事について
コース途中には昼食を取れる飲食店はありませんので、軽食や飲み物を持参することをお勧めします。
保田駅の近くに飲食店は少なく、早朝は開店していないようです。また、コンビニはありません。
日本寺に着く前にコンビニ(セブンイレブン)に立ち寄れますが、数分だけコースから外れた所にあります。
ゴールの浜金谷駅付近、及び、駅から10分ほど歩いたところにあるフェリー乗り場周辺には多数の飲食店があります。

この地図は、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものを、筆者が加工したものです。
保田駅
JR保田(ほた)駅

このブログで紹介する 鋸山日本寺ハイキングコース のスタート地点です。トイレは改札の内側にあります。スタート地点の保田駅には午前中の早い時間に到着することをお勧めします。
保田駅 から 日本寺登山口(日本寺表参道)までの地図

改札を出ると右側に銀行があります。銀行の側の道を(北西へ)進みます。

日本寺登山口へ向かいます。線路に沿った道を突き当りまで進みます。

突き当りを右へ進みます。

電車が上を通過するときは、振動と威圧感でかなり刺激的!
時刻表をチェックして、電車が来るのを真下で待ち構えてみると、面白いかもしれません。

線路の下を通り抜けて、日本寺登山口へ向けて線路沿いに進みます。

映画「スタンドバイミー」で主人公たちが線路を歩くシーンを思い出す方もいるかもしれませんね。でも立入禁止ですね。

直進です。右の角にある標識を確認しましょう。

日本寺登山口へ進みます。このブログのコースを歩くときは、間違って右へ行かないようにしましょう。

突き当りまで線路沿いに進みます。

コースは踏切を渡らずに右です。踏切を左へ渡った先にコンビニ(セブンイレブン)があります。コースから一旦外れますが、軽食や飲み物を持参していない場合はここで買い出しすると良いでしょう。

左:コンビニ 右:コース

左へ進みます。

左へ進みます。

しばらく道なりに進みます。春夏ごろ、この辺りの風景は映画「ロードオブザリング」のホビットが住んでいそうな感じかも!?

コースのところどころで花が見られるかもしれません。

危険!田畑の一部には電気が流れる柵があります。子どもたちと歩く場合は、触れないように注意が必要です。

もうしばらく平坦なコースが続きます。

タイミング次第では間近で電車を見ることができます。

左へ進みます。

左の日本寺方面へ進みます。

海が見えて爽やかな気分!

標識がありませんが、突き当りまで直進します。

突き当りに来たら右へ進みます。

左へ進みます。
鋸山 日本寺

鋸山 日本寺
ここから登りが続きます。鋸山日本寺は広範囲に及びますので、公式ウェブサイトで境内の地図などを確認することをお勧めします。


仁王門

一対の仁王がお出迎え!

境内出入口(表参道管理所)で「拝観料:大人700円、子ども400円」を支払います。

日本庭園も日本寺の見どころの一つです。

お茶処「呑海楼 (どんかいろう)」で抹茶をいただきながら休憩できます。和の雰囲気でデートにもお勧め!
土日祝祭日のみ営業 (10:00-16:00)
但し、営業日でも不定期に休みになる場合があるようです。
こちらは、店舗としての敷地のため、事前に抹茶等を購入された上で、景色や庭の見学をしていただく必要があります。
※現在の営業状況は未確認です。

薬師本殿 外観

薬師本殿 室内

大黒堂

このブログで案内するコースでは、この先はゴールとなるJR浜金谷(はまかなや)駅周辺までトイレがありませんので、こちらで済ませておくと良いでしょう。

大仏周辺は広場になっており、ベンチで休憩ができます。
大仏

大仏
総高31.05mで、自然の岩壁に彫られた仏像「磨崖仏(まがいぶつ)」としては日本最大。
さらに登りが続きます。こちらに飲み物の自販機がありますので不足している場合は買っておくと良いでしょう。この先はゴールとなる浜金谷駅周辺まで飲食物を購入できるところはありません。自販機の近くに案内図がありますので、コースを確認しておきましょう。
案内図はウェブサイトにもあります。

百躰観音

通天関

西国観音

木漏れ日で安らぎのある森林浴!
展望台

日本寺の山頂展望台からの眺め (鋸山の頂上ではありません)
お腹のすき具合にもよりますが、昼食をゆっくりとる場合は、この展望台の次の「東京湾を望む展望台(地球が丸く見える展望台)」がお勧めです。

下山して浜金谷駅やフェリー乗り場周辺の飲食店でしっかりと食べることもできます。

コースは山頂展望台から、この下へ続きます。

地獄のぞき
柵ギリギリまで行くと、とてもスリルがあります!
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