雪解けで水量が多い季節は、三条ノ滝がお勧めです。緑が美しい夏は至仏山が最高!
三条ノ滝
行程
見晴 → 三条ノ滝
三条ノ滝(さんじょうのたき)標高 1250 m
場所は尾瀬ヶ原の北方面に位置しており、見晴から1時間40分ほど要します。
地図
出典:国土地理院ウェブサイト
三条ノ滝は、5~6月の雪解けや梅雨の時期に、水量が増して壮大な光景が見られます。
見晴から歩きはじめます。
↑そのまま三条ノ滝へ向かってください。2.8 km
←東電小屋 1.2 km
↓尾瀬ヶ原(見晴)0.8 km
最初は歩きやすい木道ですが、途中からは上の写真のように、森の中の山道を進みます。上り坂が70分ぐらい続きます。
この場所は平滑ノ滝 展望台です。滝というよりは、川のように見えます。
上の写真の中央に、白い雪と同化して分かりにくいですが、横向きに流れています。
三条ノ滝へ向かいます。0.2 km 地図
尾瀬ヶ原(見晴) 3.4 km 、平滑ノ滝 1.0 km 、御池 6.4 km
この場所は福島県です。
三条ノ滝 落差が100 m あります。勢いがすごくて迫力がありました。
この項目の全ての写真は5月下旬に撮影されたもの
至仏山
行程
山ノ鼻(1400 m)→ 至仏山(2228 m)→ 鳩待峠(1590 m)
この山道は登山初心者にはお勧めできません。高低差830 mほどの急な登りがあり、この区間で7.5 kmあるためです。(何度かの小休止を含めて)5~6時間歩く必要があります。また、山ノ鼻から至仏山の頂上までの道は一方通行であり、滑りやすくなっています。
至仏山(しぶつさん、しふつさん)標高 2228 m
日本百名山に選ばれました。
場所は尾瀬ヶ原(山ノ鼻)の西に位置しています。
この区間は通常7月1日が山開きです。この区間の登山は、5月上旬から6月30日までは、植生保護のため閉鎖されています。
地図
出典:国土地理院ウェブサイト
山のふもとから至仏山の眺め
森林限界
至仏山は植物が育ちにくい岩でできています。そのため、この山の森林限界は、燧ヶ岳などの周囲の山々よりも低くなっています。
森林限界を超えると、登山道から尾瀬ヶ原の全景が見られるようになります。
至仏山から見た燧ヶ岳と尾瀬ヶ原の展望
山ノ鼻から頂上までの道が最も美しくて大変お勧めです。
頂上から反対側(鳩待峠)は、それほど感動はありません。登山道から尾瀬ヶ原の全景を見ることはできません。
トレッキングシューズ、カッパ、速乾性の衣服、食べ物や飲み物など、十分な登山装備を必要とします。至仏山には、飲食店、水道、自動販売機やトイレはありません。
植生保護のため「立ち入り禁止」を意味するロープが所々に張られています。
至仏山から見た燧ヶ岳と尾瀬ヶ原の展望
至仏山の山頂 標高 2228 m
7月、2228 mの頂上付近に、なぜかたくさんのトンボが飛んでいました。
至仏山 → 小至仏山
下り道です。
高山植物のお花畑がありました♪
小至仏山(こしぶつさん)標高 2162 m
「分岐点」 地図
鳩待峠
至仏山
笠ヶ岳
←至仏山1.6km
鳩待峠2.9km→
オヤマ沢 標高 1980 m
ただの標識で特に景勝地ではありません。
鳩待峠 標高 1591 m
鳩待峠休憩所
燧ヶ岳
燧ヶ岳(ひうちがたけ)
多くの場合、日本の山の名前とその頂上は同じ名前が付けられています。しかしながら、燧ヶ岳とその山頂の名前は同じではありません。山道は3つの主な山頂を通り抜けています。それらの山頂の名前は
- 柴安嵓(しばやすぐら)2356 m
(環境省のウェブによると、この山頂を燧ヶ岳としている) - 俎嵓(まないたぐら)2346 m
- ミノブチ岳 2220 m
燧ヶ岳は日本百名山に選ばれました。
地図
出典:国土地理院ウェブサイト
燧ヶ岳の項目の全ての写真は6月上旬に撮影されたものです。
この風景は燧ヶ岳の頂上から尾瀬沼、尾瀬ヶ原、至仏山方面をを見たものです。
この山で展望が開けるのは頂上付近だけです。山道の大部分は、麓から森を通り抜けていて、日陰になっています。
燧ヶ岳の山道は尾瀬国立公園の他のエリアと比較して、簡易的に整備されています。悪路があったり、クマザサや雪で道が隠れていたりする場合があります。
森林を通り抜ける道の一部分は自然に溶け込んでいることがあります。登山道を見つけながら進む能力が十分でない人にとっては、道を間違えるかもしれません。
もし、雪山登山に慣れていないのでしたら、経験者と一緒に行くか、雪のない時期にするべきです。
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