はじめに
私は長年の登山経験がありますが、国内では剱岳が最高の思い出です♪
日本アルプスのいろいろな高山で、剱岳のときよりも長い縦走や、キレットなど、さらに危ない難所も体験してきました。その中で私にとって、剱岳が一番楽しくて、わくわくどきどきした山旅だったと言えます。
このブログでは、その2泊3日の行程を多くの絶景写真とともに紹介します。
剱岳について
- 正式には剱岳であるが、剣岳と表記されることもある
- 標高 2999m
- 場所 富山県 Googleマップ
- 北アルプス(飛騨山脈)の一部で中部山岳国立公園に属している。
- 日本百名山の一つ
- 頂上までの主なルートは2つあり、それらの登山口は室堂(むろどう)、または 、馬場島(ばんばじま)である。ほとんどの登山者が、交通と宿泊が便利で、綺麗な観光地のある室堂を選ぶ。このブログでは、室堂から出発する(剱岳の南側にある)別山尾根ルートについて案内する。
室堂 Googleマップ - 最適な季節 7月下旬〜9月
- 登山道は急斜面のアップダウンがいくつもあり、長い鎖場が何か所もあって難易度が高い。そのため、上級者向けの山である。ほぼ毎年、剱岳周辺で死亡事故が発生していることを忘れてはならない。
見どころ・絶景
アクセス:東京から剱岳への登山口まで
このブログで案内するお勧めの登山道は、「室堂(登山口)〜剱岳(頂上)」です。
また、「東京〜富山の室堂」のアクセスで利用するバス、電車やケーブルカーについても案内しています。
アクセスの概要
3-1-1 東京 ⇒ 富山(高速バス、または、電車)
3-1-2 電鉄富山駅 ⇒ 立山駅(電車)
3-1-3 立山駅 ⇒ 美女平駅(ケーブルカー)
3-1-4 美女平バス停 ⇒ 室堂バス停 (バス)
東京 ⇒ 富山
新幹線
東京駅 ⇔ 富山駅
乗り換えなし
運賃例 12960円 指定席、または、12430円 自由席、他
所要時間 130〜160分
路線名 北陸新幹線
運賃が安い普通・特急列車なども利用できますが、乗り換え回数や所要時間が増えます。
検索ウェブサイト
高速バス
いくつかのバス会社が季節限定で「東京〜富山」の高速バスを運行しています。
検索ウェブサイト
夜行バス
私が東京から富山へ行った当時、最安の夜行バスは杉崎高速バスでした。
片道で3000〜6200円でした。金土日が高い設定です。金曜と祝日前が一番高い6200円でした。また、早割もありました。
所要時間は7時間ぐらいでした。安いバスは季節限定で、例年7月中旬〜9月に運行されます。予約が必要です。
(最新の運行情報、価格やバス停は公式ウェブを確認してください。)
杉崎高速バス
バス会社ごとに、車中での飲食など、車内での過ごし方についての規則が異なりますので、事前に公式ウェブ等で確認しておきましょう。
杉崎高速バスのバス停の場所
八重洲南口の近くの地下1階に多くのラーメン店や、その他の飲食店があります。高速バスに乗る前に、ここで腹ごしらえすると良いかもしれません。
このブログでは、JR高速バスではなく、同じ路線でも、より安価な杉崎高速バスの夜行バスを移動例として紹介しています。
崎高速バスを利用する場合のバス停は、東京駅から6分ほど歩いて、八重洲口鍛冶橋駐車場に行く必要があります。
丸ノ内鍛冶橋駐車場に入ります。この駐車場の中や周辺に飲食店や売店はありません。(飲み物の自販機はあります。)買い物や食事は東京駅で済ませておきましょう。
出発時間は乗降口付近に表示してくれることが多いと思います。中にはアナウンスだけで、表示がないときもあると思います。
全ての座席に100Vのコンセントがあります。但し電力の都合上、スマホ用であって、ノートパソコンなどは使ってはいけないようです。
電鉄富山駅 ⇒ 立山駅
早朝、夜行バスが富山駅に到着した後、電車に乗り換えます。降りたバス停のすぐそばに富山駅が見えます。(上記写真)しかし、この建物に入ってはいけません。
少し分かりづらいのですが、このバス停の近くには、2つの鉄道会社があります。ここで乗り換える鉄道の駅は、このバス停とは反対側にあります。反対側へ通じる地下道がありますので、バス停から探してください。
この地下道を通り抜けたところにある富山地方鉄道へ向かいます。(上記写真)
地下道から上がるとJR富山駅の駅ビルが見えますが、JRは利用しません。
JR富山駅の隣にある富山地方鉄道の電鉄富山駅を見つけてください。
夜行バスを利用して早朝に着いた場合、お腹が空いていることでしょう。しかし、その時間に駅周辺の飲食店は、まだ開いていません。
そのようなときは、電鉄富山駅のそばにあるローソンがお勧めです。
Googleマップ
立山黒部アルペンルート
電鉄富山駅から室堂のバス停へ移動する場合、電車 → ケーブルカー → バス の順で乗り換えます。
最初の駅で、それらの全てを含めた切符を窓口で買うことができます。
上の乗車券では、片道3630円ですが、2021年3月時点では3700円です。
(クレジットカード払い可)
まず、運行掲示板で行先とのりばを確認しましょう。
電鉄富山駅 → 立山駅
上記写真では、乗り換えなしで立山駅まで行くことができる便があります。
あるいは、
岩峅寺(いわくらじ)駅や寺田駅で乗り換えが必要な便もあります。
電鉄富山駅は3つの路線の始発駅になっていますので、路線図を確認しておくとわかりやすいです。
路線図
特に困るような混雑はありませんでした。
立山駅 ⇒ 美女平駅(びじょだいら)
美女平バス停 ⇒ 室堂バス停
バスからの景色も楽しめます♪
バス内から短時間だけ見ることができます。
イベント「雪の大谷」大谷は例年、4〜6月頃開催されます。
室堂にあるレストラン立山
電車、ケーブルカーやバスなどで長時間移動した後、ゆっくりするのに最適なレストランです。登山を開始する前に一休みしましょう♪
大きいザックがある場合は、店員さんが、保管場所に案内してくれます。貴重品だけテーブル席に持っていきましょう。
- 税込価格
- お通しなし・サービス料なし
- 冷水、温かいお茶は無料でセルフサービス
- テーブルで注文・食後の会計はレジ
- レストラン利用客用のトイレあり(綺麗な水洗トイレ)
電車かバスの選択について
交通費を節約したい場合は、高速バスの方が新幹線よりはとても安くなります。また、高速バスでは乗り換えが不要で楽ちんです。高速バスの中でも、夜行バスの方が安いので節約できる上に、早朝に到着することができるのが良い点です。早朝から時間を有効的に使えますが、眠れないと疲れるかもしれません。