Google AdSenseを利用していたウェブサイトをThe Moneytizerに一定期間変えたときの備忘録。私自身の口コミ、メリット、デメリットなど。
収益
以下の3パターンでしばらく運用してみた。
- Google AdSenseのみ
- The Moneytizerのみ
- Google AdSenseとThe Moneytizerの混在
上記3パターンとも一部のページではアフィリエイト広告あり
Auto広告のPOPは使わない方が良い
Advertising formatsのPOPは、全画面表示の広告を自動で表示してくれる。その広告が詐欺サイトと勘違いされる内容なので、(あるいは、本当に詐欺サイトかもしれないが、調査はしていない。)使わない方が良いだろう。わかりやすく言うと、私が受ける印象としては、迷惑広告である。
広告主を簡単に選ぶ機能がない
Google AdSenseでは表示する広告主を簡単に除外できる。
ブランド保護 → コンテンツ → 広告レビューセンター
で表示したくないものを選ぶことができるが、The Moneytizerはこの機能がない。ただしFAQによると、個別に相談すると除外できると思われる。
自分のウェブのコンテンツにとって、表示してくない広告を除外できない(しにくい)のがデメリット。
広告内容にこだわりのない場合は気にならないと思う。
FOOTER or SLIDE-INを閉じることができない場合がある
ウェブサイトのフッター(末尾、画面の底辺)に自動で横長の広告を表示するもの。ユーザの端末によっては、これの閉じる(表示を消す)ボタンが押せない不具合がある。
弊害として、この広告の裏(画面の底辺)に元々ある、テーマの各種ボタンが押せない。
ただし、The Moneytizerに原因があるかどうかの切り分けはできていない。
ASUS ZenFone 2 ZE551ML Android 6 Chrome 106.0.5249.126での不具合。古くてこれ以上バージョンアップ不可。
より新しい環境(別のスマホやPCなど)のいくつかで確認したが、それらでは再現していない。恐らく古い環境とFOOTER or SLIDE-INとの組み合わせで起こる場合があるのだろう。
同じAdvertising Format (Unit)を複数、同一ページに貼ってはいけない
The Moneytizerの広告フォーマット(Unitともいう)には、それぞれIDがある。1つのページに貼れるフォーマットは1つという制限がある。
長方形タイプ、バナータイプなど、繰り返しいくつもページ内に表示したいことがあると思うが、それができないのが不便。
対策として、以下の2種類は、フォーマット(ID)を変えてくれているので同じ大きさのものを2回使える。
“Rectangle” と “Megabanner”
“Bottom Medium Rectangle” と “Megabanner bottom”
紹介クーポンで5ドルもらえる
新規登録は以下のリンクを使ってください、あなたのサイトが承認されると、あなたは5ドルもらえます。

または、新規登録のときに、私のコードを入力していただければと思います。
753881a600cb16c588a6af5119c42df3
管理画面やヘルプなどの日本語化が一部のみ
英語が平気な人は気にならないと思うが、まだまだ日本語対応ができていない。
日本人の担当者もいるが、運用の基本は英語だと思った方がよい。
私の場合、入会依頼(営業の連絡)が日本語であったので、いくつかの質疑応答は日本語でしてもらった。
サービス内容の詳細については、サポート(email)宛ての方が技術的な担当者につながると思って、英語で何度がやり取りした。翌営業日ぐらいの返信で、回答も論理的で親切なので良かった。
ネット上でも、マネタイザーについての日本語の情報がまだまだ少ない。
メリット
Google AdSenseとは異なる個性的な表示方法で、広告が表示されるのが良い点。
一通りのFormat (Unit)を一度はサイトに貼ってみることをお勧めする。特に動画表示のフォーマットは視線が行くので良いと思う。
まとめ・考察
私の環境と、簡易的な広告の貼り方しかしなければ、The Moneytizerは、Google AdSenseよりも収益面では劣る。
あとは、広告を混在させて、収益が上がるかどうかである。未検証。
混在することで、サイトが重くなったり、SEO上の弊害があるかどうかも懸念される。
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