auケータイ、3Gから4Gへ機種変更、クーポンや割引、本当にお得? 2019年1月

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生活

2019年1月
auから家族に携帯電話の機種変更を促す案内が郵送されてきた。
(auは2022年3月末に3Gの電波を止めるから)
3Gケータイから
4G LTE(以降4Gと記載)ケータイへ変えるための
特典をプレゼントするという内容。

私は家族(親)から相談を受けて詳細を確認したので説明しよう♪

この記事の内容はauショップ3か所で似たような質問をして得たものである。
また、2019年時点での情報であり、その後、価格・特典・クーポンなどは変更されている可能性がある。

届いたものは主に

  • 特典の説明資料
  • クーポン
広告

詳細確認の目的

  • 特典(クーポンなどの各種割引)が本当にお得かどうか確認すること
  • 何かデメリットや注意点があるか確認すること

前提条件

案内が届いた本人が現在使用している携帯サービス、および、機種変更するときの希望条件

  • 3Gかんたんケータイを音声契約のみで使用中(データ通信なし)
  • 機種変更においても、4G「かんたんケータイ KYF38」で音声契約のみ(データ通信なし)にしたい
    メーカー製品情報
  • スマートフォンは希望しない
  • 各種料金(本体価格、手数料など)の負担がない方がいい

※前提条件や届いた特典が異なる人は、本ページの記事は役に立たない場合があるので要注意

簡単ケータイではない、より高機能な、グラティーナ KYF37でも実質0円が可能だと、あるショップ店員から聞いた。

結論

以下に示すデメリットと注意点があるが、
あなたが、それらを問題視しないのであれば、
実質0円で新品の4Gかんたんケータイ KYF38が手に入るのが最大のメリットであり、
損はなく、お得な特典である。
(実質0円の意味については後述)

特典のデメリット

簡単に言うと3年縛りになる。
3年未満で他社に移ると損。
割引の恩恵(毎月割)を100%得るためには、3年(36か月)かかるため。詳しくは後述。
この先3年以上、auから他社に移るつもりがない人にとっては、デメリットにならない。

※他社でお得なサービスが見つかれば、すぐに移ろうと計画している人は要注意。また、3年(36か月)未満で、やっぱりスマホがほしくなって、ケータイからスマホに変更してしまうと割引の恩恵が、その時点でなくなるので損する。

4Gの注意点

特典に関する注意点ではなくauの3Gと4Gサービスの相違点を知っておく必要がある。

  1. 留守番電話
    携帯の電源が切れている(もしくは圏外)のときの留守番電話(携帯本体ではなくauのセンターに録音されるサービス)が4Gでは有料になる。

    3Gのときは無料で付いているが、4Gでは「お留守番サービスEX」300円/月(税別)が必要。
    オプションなので不要であれば入らなくてよい。

    入手する4G機種本体に留守電機能があって、かつ、電源がオンで電波の圏内であれば、本体に録音できる。4Gの「かんたんケータイ KYF38」は本体に留守電機能がある。何秒待って録音するか設定できる。

    ※電源を切ったり、電波圏外の山間部や地下に行ったりすることが多くて、留守電重視の人は要注意
    ちなみに、海外メーカーのスマホは留守電機能がないことが多い。

  2. 無料通話で余った分の「くりこし」や「分け合い」ができない
    3Gサービスでは無料通話の「くりこし」や「分け合いが」できるプランがある。しかし、4Gでは、どのプランを選んでも、できない。

    ※「くりこし」でたまった分、無料で長電話するような、便利な使い方が4Gではできない

  3. 3Gと4G電波のカバー範囲は若干異なる
    山間部や地下など、今まで3Gで通話できていた所でも、4Gの機種にすると通話できなくなるケースがあるかもしれない。

    auのエリアマップを事前にチェックするとよい。

    ※ごくまれなケースだと思うが、ネットでは4G機種にしたらつながらなくなったというコメントがある。4Gの圏内かどうかを厳密にチェックするには、誰か4G LTE専用の機器を持っている人をその場所に連れてくるしかない。
    但し、4G LTEと3Gの両方に対応している機器(多くのスマホなど)だと、4G LTEの電波がないときに、3Gの電波をつかむケースがあるから調査にならないかもしれない。

特典1~3について

特典1 機種代金がお得 実質0円

機種代金32400円
毎月割-16200円
ケータイとりかえ割-10800円
同封の感謝クーポン割引-5400円
実質負担額実質0円

(税込)

  • 感謝クーポンには、最大で10800円引き と記載されているが、かんたんケータイの場合は5400円しか引いてもらえない。
  • ケータイとりかえ割10800円は、3Gケータイ(24カ月目以上ご利用中)から対象の4G LTEケータイへの機種変更する人が引いてもらえるもの。クーポン券とは関係ない。
    auウェブの情報
  • 感謝クーポンケータイとりかえ割合計16200円)は、契約時に即座に両方とも割り引いてもらえる

上の金額や割引は、とりあえず忘れてほしい。
とても簡単に言うと
最新で新品の「かんたんケータイ KYF38」を
一旦、16200円で買ってね。

そうなの?
最初に、お金がかかるなら、いらないかな~

でも、心配ないっ!
最初に払ってもらった「この16200円は後で返金するよ。」と言うことである。

「毎月450円ずつ、
3年(36か月)かけて、毎月の利用料金から値引く形で、返金させてね。」
最終的に
450×36=16200
を返金したことになるね。
「そしたら実質0円だよね。」と言う意味である。

auショップの店員には、アタリ・ハズレ(知識がなくて間違いを言う)があるので要注意。
念のため2つのショップで質疑応答して、両方とも同じ説明であることを確認してから、契約するのがよい。

さて、
この一旦払う16200円は分割払いもできる。
(1回、24回、36回)
この説明をしてくれるかどうかは、ショップの店員次第。
購入前に、希望の支払回数を伝えるのがよい。
希望しないと、たぶん36回の契約を案内されることが多いと思う。
いずれも、結果的に同額なので、分割でも割高にはならない。

一括16200円で買うと、auショップへ機種変更に行ったときに、その場で16200円払わなければならない。
例「もし、夫婦2人とも特典を(2セット)もらっていて、2台分を機種変更するなら、合計32400円必要」
いっきに出費がかさむのはイヤ!?

代わりに、
3年(36回)かけて、毎月450円ずつ払うこともできるよ。」と言うこと。
(銀行引き落とし、クレジットカード払い)

まとめると、
本体16200円について

「あなたは、3年間かけて、機種代をauに毎月450円ずつ払う」
「auは、3年間かけて、あなたに毎月450円ずつ返金する」
この2つの処理を3年間継続するので、
両方が相殺されて3年後に機種代が実質0円になるというカラクリ

「そのためには、3年間は解約しないでね。」という条件付き

もちろん、基本料金(オプションを含む)や従量課金分は、本体代金とは別に、毎月必要である。

インターネット接続サービスにはさらに注意点!
良心的なショップでは実質0円だが、ショップによっては、頭金という名目で5400円から21600円ぐらいの追加料金が必要になることがわかった。実質0円はウソの場合がある。(一般的な頭金という意味ではなくて、表示価格とは別の追加料金。誤解を恐れずに言うと、詐欺的なぼったくり!)

「頭金xxxx円がいる」と言われたら、別のショップを探すべき。頭金は一切値引きされないため、機種変更時に払う必要がある。

全国で「auショップ」という看板で売っているけど、別々の電気屋チェーン店がいくつもあるようなもの。電気屋によって、値段が違うのと同じ。
もし、頭金が必要と言われたら、「こちらのショップと同じ系列店はどちらですか?」と聞くこと。
たいてい、系列店では同じ金額の頭金を取るので。異なる系列のショップを探そう!
(窓口へ行かなくても、電話で質問してもいい)
頭金なしで実質0円の系列店は、どの店も0円であると思う。
「auショップ」と聞くとKDDIで同一価格の全国チェーンだと思ってはいけない。小さい電気屋(au携帯専門店)が全国に多数あって、価格もサービスレベルもショップによって大違い。1km先の別のショップの方が安いこともあるのだから。

4Gかんたんケータイ KYF38の価格例(2019年12月)
32400円(実質0円)の店から隣りの市にあるauショップへ行くと、43400円であった。特典を使っても実質0円にならず11000円も高い。そのショップでは頭金が足されているという言い方ではなく、単に販売価格だと説明していた。
 

総務省が「頭金」について注意喚起を行っています。

総務省|報道資料|携帯電話業界における「頭金」の表示や端末販売価格に関する注意喚起〜携帯電話端末の購入を検討している方へ〜
総務省及び消費者庁は共同で、携帯電話業界における「頭金」表示や端末販売価格に関して、消費者の皆様に対する注意喚起を行います。

特典1で言い忘れたけど、
新機種用の充電器(972円 税込)をタダでもらえるのはメリット♪

「かんたんケータイ KYF38」用の充電器は別売である。
(スピーカー機能のある充電スタンドは付属しているが、コンセントに接続するための肝心の充電器は別売)

特典2 ご利用料金がお得 998円/月~

この特典は無視!
特にお得になることはない!(
機種変更であれ、新規契約であれ、だれでも同じ価格。
選択できるプランのうち、一番安いプランを資料に書いて、お得そうに見せているだけ。
特典プレゼントが届いた、あなただからと言って、
何かしらの料金が特別に安くなることは一切ない。

auショップの店員も、特典2に関しては「お得な点はない」とコメントしていた。(笑)

※特典2には「VKプランS」と書いているが、その他のプランも選べる。
プラン5種類
どのプランでも、3年かけて450円ずつ返金されることは適用される。

特典3 機種変更の事務手数料が0円

3Gかんたんケータイ→4Gかんたんケータイに機種変更するときの
事務手数料は通常3000円(税別)
これが無料なのでお得♪

クーポンが2種類あるけど何?

  • 感謝クーポン(水色、左下)
  • ご家族さま用クーポン(緑色、右下)

1人が1台の機種に対して、両方のクーポンを同時には使えないので、
今回の前提条件「かんたんケータイ KYF38に機種変更」する場合においては、
「感謝クーポンの(割引)」の方が
「ご家族さまクーポン(キャッシュバック)」よりお得である。

もし、夫婦2人とも同じ特典を(2セット)もらっているのならば、
2人とも「感謝クーポン」の方を使うのがお得

※夫婦(家族)で同じ特典を2セットもらっていない場合などは、
「ご家族さま用クーポン(緑、左下)」を他の家族にあげることで、
お得に使えるパターンもあると思う。
これを家族にあげる場合、お得になるかについては、ショップに確認してほしい。

クーポン適用例

「かんたんケータイ KYF38」16200円を3年分割払いにして、
今回の割引やクーポンを適用すると

  • 「VKプランS」998円なら、最低限の毎月の支払は
    税込1077円+数円(ユニバーサル料金)
  • 「カケホ(4G LTEケータイ)」2200円なら、最低限の毎月の支払は
    税込2376+数円(ユニバーサル料金)※いずれも2年契約時
    ※オプション(追加サービス)が一切ない場合の最低支払額
    ※無料の対象外となる通話やSMS(Cメール)は別途、従量課金

他にも数プランあるので詳しくはショップかウェブで確認しよう♪

感想(よけいなお世話)

本件の割引を使って、焦って機種交換しなくてもいいかもしれない。
と言うのは、
「2022年3月末に3Gの電波を止める」から、前もって今回の割引がある。
このような、割引はギリギリになればなるほど、
さらにお得な割引やキャッシュバックを提供してくる可能性が高い。
過去に、そのような「ギリギリの方がよりお得」なことがあったことを私は知っている。

さらに言えば、
このような割引に関係なく、
auからMNPで他社に移るために必要な、MNP番号を申請した時点で、
引き止め対策として、
たいていは、非常に高額な割引クーポンやキャッシュバックを提案してくる。
※auショップではなく、au電話サポートにでMNP番号を申請した方が、いい条件を提案してくるようだ。

機種交換を急いでいない場合は、ギリギリまで様子をみるか、
MNPで他社に移ることをちらつかせて、今回の割引よりも
よい条件の割引クーポンやキャッシュバックを得ることを企んでもいいかもしれない。

また、本当に他社に移る方が、総合的にお得なケースもあると思う。

とは言っても、高齢者の場合、
ギリギリまでお得なサービスを探したり、他社に移る手続きを勉強をするのは、困難であろう。

今回のような、まずまずの特典を使って、さっさと機種交換して、
新機種をなるべく早く使いこなせるようになる方が幸せなのかもしれない。

ネット通販のau Online Shopでは買えない

私が家族(親)から相談を受けて、調べた結果(この記事)について家族に説明した。
家族は納得して、auショップに行ったら、「在庫切れで、予約待ち」になると言われたらしい。

しかーし!
ネット通販のau Online Shopで
「かんたんケータイ KYF38」を見ると
全3色とも「在庫あり」ではないか!!
まー ショップ(窓口販売)と通販でシステムが異なるのはよくあることだ。

さて、じゃあ、au Online Shopで私が代理(親のau ID)で買ってやるぜぃ!

しかーし!!問題発生。
データ定額サービス(契約あり)を選ばないと次の画面に進めないのだ!!!
こっちは音声契約だけで、データ通信はいらないのだ!!

ひょっとして、とりあえず契約ありにして、後から、
データ定額サービスはありだけど、データ通信なし(費用負担なし)
に設定できるとか・・・かな??

試しにデータ定額サービス「契約あり」にして進むと
さらにLTE NETも契約必須だとっ! じゃ、試しにアリで

しかーし!!!また問題はっせーい!!!もう、いや~ん
感謝クーポン割引のクーポン番号を入れても適用されない!!!
(期限は切れてない)
「かんたんケータイ KYF38」だと5400円引になるクーポンが使えないの!

はい、終了!

auショップへ行くと在庫切れと言われ、
在庫があるau Online Shopで契約しようとすると、音声契約に加えて、余分なデータ定額サービスとLET NETを契約しろ!と
しかも、クーポン使えん!
どんだけ、クソサービスやねん!!!

音声契約のみでも、余計なオプション「従量プラン(ケータイ/V)」が付く

いろいろあったが、予約後たった数日で入荷されて機種交換できた。
いくつかある音声プランのうち「VKプランS」のみ契約すると伝えたのだが、帰宅して契約書をチェックすると従量プラン(ケータイ/V)も表記されていることに気が付いた!

従量プラン(ケータイ/V)とは、音声ではなくデータ通信の従量課金プランである。
「余計なオプションを契約させてぼったくる気だな!」と思わなくて大丈夫。
auのシステム上、音声契約だけであっても、なんらかのデータ通信プランを組み込まないと、契約の設定ができないとのことである。

ただし、データ通信プランをシステム上設定しても、LTE NET(エルティーイーネット)というインターネット接続サービスに契約しなければ、データ通信(インターネット)はケータイで使えない。つまり、データ通信料は発生しないのである。
また、ケータイを間違って操作して、データ通信を試みるようなことがあっても、そもそもデータ通信は4Gサービスではシステム的に拒否される。

auショップによっては従量プラン(ケータイ/V)ではなく、他のデータ通信プランを組み合わせてくるかもしれない。auショップ店員の話では、いずれかのデータプランを指定してやらないと、次の操作ができないそうだ。

(ちなみに、3Gサービスでは、音声契約だけの場合でも、思いもしないデータ通信が発生して課金されるケースがあり得るので注意。3Gスマートフォンや端末の設定によって動作は異なる。世間では「パケット漏れ」「パケ漏れ」と言う。)

高齢者をだまして不要な有料オプションを契約か!?

このブログの情報は私が調べて、実際に「4Gかんたんケータイ KYF38」を買いにくのは親一人で行ってもらった。
音声契約だけで、データ通信や他のオプションがいらないことも必ず伝えるように念押ししていたので、大丈夫だろうと思っていた。

数か月してから、親がauから郵送で届く「料金内訳書」の写真を私にLINEで送ってきた。
内容をチェックして愕然とした。

【故障紛失サポート 380円/毎月】が契約されていた!

親が3Gケータイを使っていたとき、そもそも故障紛失サポートには入っていない。それに、オプションがいらないことを親が事前に窓口で伝えたはずだ。

数ページある契約書の写真をLINEで送ってもらうと、最後の方に小さい字で、「オプションについて説明しました。」を意味する文面に印(レ点のチェック)が入っていた。
ショップ店員がちゃんと親に説明したのか、説明せずにだましたのかは、今となってはわからない。
(新ケータイを購入した直後には気が付かなかった。1つ前の項目で説明した従量プランの表記の方に注意がそれてしまったから。)

私がそのショップにクレームを入れると言うと、親はめんどうだしストレスになるので、数か月分だからあきらめると言った。
くやしいが、私が故障紛失サポートの解約手続きをして終わりとした。

一見いいショップ(他のショップより安くて、頭金もない)に思えても、こっそり(あるいは、気づかれないような話し方で)オプションをつけられるかもしれないので十分に注意してほしい。

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その他、au関連の参考資料

【KDDI】au・WALLET・Pontaのポイント残高を確認する方法と、それをau「WALLET・PAY」プリペイドカードにチャージする手順書(スマホ版)
はじめに この手順書は、スマホ(タブレット)で操作するときの画面と手順を説明しています。※パソコンの画面ではありません。100ポイント以上貯まっていない場合は、プリペイドカードにチャージ(移動)させることができません。そのため、この手順書に...

コメント

  1. トミー より:

    とても興味深い内容で勉強になりました。
    私も未だauの3Gガラケーを使っていますが、3G停波が近づいてきたのでどうしようかと調べていたところ、この記事にたどり着きました。
    次の候補はやはりVKプランですが、無料通話の繰り越しができなくなる点が痛いですね。
    しかし家族間無料の恩恵は得たいため、auからは抜け出せません。
    4Gガラホは端末が大きい点もマイナスポイントですね。
    W53CAのようなコンパクトな機種があると嬉しいんですが、Gratina以外に選択肢がありません(泣)

    • Japan Course Japan Course より:

      勉強になった。とのコメントが聞けてうれしいです。
      もし、トミーさんがauの4Gガラケーに機種変更されて、他に役立つ情報などを知ることがありましたら、ぜひまたコメントいただければと思います。

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