料理の種類が豊富で食べてみたいものだらけ。手作りで家庭的な惣菜が「おふくろの味」でうまい。昔ながらで年代物の内装。明るい女将さんと話せるのが家族と晩酌しているようで楽しい。
店の様子(惣菜・御番菜)
提灯が並んで、赤いあかりでお祭り気分♪
テイクアウトでも購入できるので、夕食にいかが? 惣菜(総菜・御番菜)店としての利用もできる。
コの字形式のカウンター席。カウンター内(キッチン)に明るくしゃべる女将さんがいる。私たちが行ったときは女性2人が切り盛りをしていた。
本日の鍋の中身を聞いてみよう!
そうざいにラップをかけているのが清潔でいいね。1人前の量が決まっている。個数や量り売りではないので、指をさして「これ1, 2人前ください」と注文しよう!
カウンター席と、これらのテーブル席のみ。こぢんまりとしていて、お客さん同士が会話しやすいのがいい。昭和生まれの人にとっては、昔ながらで懐かしい雰囲気の大衆居酒屋。
店の掛け時計は時間が違うので信じないこと!(電池の問題ではなく、壊れている!?)
昔のダイヤル式電話。これは壊れていなくて、実際に使えるらしい。おもしろ写真スポット☆
電話のそばにハンドジェル(消毒液)を置いてあるということは「自分の手や受話器を消毒して使ってね」ということかな。
なんと、店内でたばこが吸える。私は禁煙の方がありがたい。愛煙家にとってはうれしい店だろう。実際、店内で吸っている人たちがいた。客が少ない開店直後17時ぐらいには煙がなかった。
高知らしい料理を食べるなら
土佐巻 500円 高知の郷土料理で「かつおのたたき」と「にんにく」などの薬味が入った巻き寿司。
この店は小皿で醤油が付く。他店では太巻きのことがほとんどだが、田舎家の「土佐巻」は細巻きタイプ。いや、中巻き?
高知市ではないけど、絶品の土佐巻を出す店はおき楽酒場
青さのり天プラ 500円 天つゆ、キャベツ付き、「清流四万十の…」と壁のメニューに書いてあるので高知産
注文した料理、全部おいしかったよ♪ 以下は「高知ならでは」の品ではなく、私たちが食べたもの。
ポテトサラダ 350円
ご飯(米)の替わりの炭水化物がほしいときにピッタリ
ケンサキイカ 500円 茹でイカ。ソースは酢味噌やぽん酢など数種類から選べる。注文時にソースの取り揃えを言ってくれる。
やわらかくておいしい。もし、あったらぜひ食べてみてっ
もつ 400円
一見、鶏のレバーと卵黄かと思いきや、いろいろな部位のミックス。
ビールに合う
たこのわさび漬け 350円
日本酒に合う
らっきょう 350円
本当においしいので話を聞くと、小ぶりの粒を使っているのがこだわりとのこと。繊維の食感が少ないのにパリパリしているのが特長。小さい方がやさしいおいしさ。
高知の地酒「美丈夫」
高知の美丈夫という銘柄には多くの種類がある。日本酒が中心だが、炭酸・フルーツ系のアルコール飲料も含まれる。
田舎家では、日本酒2種類の美丈夫(びじょうふ)が用意されていた。1050円(掲載写真)と1250円の冷酒があった。日本酒の初心者も大丈夫だと思う。さらりとしているけど、味わいがある。
生ビール(中) 600円
小中大がある。あと、瓶ビールもあるよ。
酎ハイサワー
レモン以外の味もいろいろある
メニュー
小さな店なのに料理の種類が多くて比較的安め。選ぶのが楽しいぞ。
※このページの写真や価格は2022年8月時点
正面の引戸の他に、建物の側面にドアの出入り口がある。どうやら常連さんが、こっちのドアから、慣れた感じのすまし顔で入って来る。
店員さんや隣の客と、ちょっとしたコミュニケーションができる環境。変わった料理名があるので質問したり、世間話をしたりしてみよう!
料理のサイズや価格面で、お一人様にもちょうどいい店。高知県外からの観光客が何組も出入りしていたので、結構知られているのかな。
注意点・店舗情報
店名
田舎家
- 営業時間 17時~
- お通しなし
- 税込価格
- おしぼりあり(ミニサイズ)
- 会計は最後。注文明細のレシートなし
- 店内で喫煙可
- 専用駐車場なし(近辺に有料駐車場あり)
- 持ち帰り可
- 2店舗あることに注意
最寄りの路面電車の駅は大橋通(おおはしどおり)駅 ※JRではない
Googleマップでは、2軒のうち(今回紹介した)北側にある店舗が、なぜか「南店」と表記されている。2022年8月時点
本当にまた行きたい店。料理がおいしくて安め。お店の方やお客さんとも一緒になごやかになる雰囲気があって、楽しい飲み会ができるよ♪
高知市内「繁華街」のお勧め酒場
どれも田舎家から歩いていける範囲
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